人手不足倒産

最近、人手不足による倒産が増えているのだそうですね。

まぁ、周りを見渡してみると、多くの外国人が働いているのを見かける辺り、なかなか日本人が働こうとしないというのは理解できますが、まさか倒産にまで追い込まれている状況になっているとは知りませんでした。

帝国データによれば、2018年上半期の人手不足による倒産件数は70件もあるのだそうで、その件数が前年同期を上回るのは3年連続となっているばかりか、今回の件数は初めて年間100件を突破した昨年を上回るペースとなっているようですよ。

業種別では、サービス業がもっとも多いようで、次いで建設業、運輸、通信業の順となっているようです。 サービス業にいたっては、私達ですら感づくレベルですよね。

居酒屋などであれば、これまでホールに3人ほどいた店員さんが1人になっていたり、注文したものが運ばれてくるのが遅くなったりと、厨房ですら人で不足なんだろうななんて思ってしまいますから。

もっとわかりやすいところでは、運送会社ではないでしょうかね。 運ぶ荷物が増えてきているにも関わらず、配達してくれる人がいなくて、求人をかけてもなかなか人が集まってこないなんてことも多々あるでしょう。

また、調べによると過去15年間で34歳以下の人口は約22％減少し、60歳以上の人口は43％も増加したのだそうで、これでは、日本の人工バランスも悪いですし、若い人を雇いたいと思ってもその働き手が減少しているのですから、人手不足は深刻です。

人手不足なうえ、消費も低迷しているにも関わらず、戦後最長の景気回復と言われていますけど、これ政府は間違っているのではないでしょうかね？

ここのところ、不祥事が多く、人としてもモラルも低下しているようですから、ここらでいい加減本気で改革してくれないでしょうかね？