1都3県の倒産48件増
東京商工リサーチによれば、4~9月の首都圏1都3県(東京、神奈川、埼玉、千葉)の企業倒産状況は、倒産件数が前年同期比48件(3.6%)増の1382件となり、2年ぶりに前年実績を上回ったのだそうです。
東京(800件)と神奈川(284件)が増え、埼玉(174件)と千葉(124件)が減少したようですが、神奈川は前年同期から56件も増えたのだそうです。
負債1億円未満が75.6%を占めたとのことで、これらの原因別では販売不振などの「不況型倒産」が8割以上を占め、業種別では運輸業と小売業で倒産件数の上昇が目立ったようです。
負債総額は2527億6800万円で、前年同期比で40.8%減少し、この数字は前年同期に大型倒産があった反動で減少した模様で、この数字は2000年以降2番目に低く、上場企業の倒産もなかったようですね。
とはいえ、ここのところの台風15号や台風19号により首都圏でも被害が相次いでおり、台風被害が与える影響について、東京商工リサーチは「倒産の影響が出てくるのは数カ月後ではないか」とみているようです。
10月に消費税が上がって、なんとなくではありますけど、消費は落ち込んでいるような気がしますね。 わけのわからない軽減税率のこともあり、なんだか買い物が楽しくなくなってきていますよね。
キャッシュレス決済でのポイント還元や、各企業がキャッシュバックなどの施策を打ち出していますが、なんだか小手先だけのキャンペーンだけでは、あまり効果はなさそうですよね。
というか、いろいろメリットを受けるためには、メンドクサイ手続きがあったりしますから、余計、消費行動をしたくなくなるんですよね。